一年のこの時期の午後にイスラム教徒の知り合いと街で出会ったときに、「今日はまだお昼を食べていないんだよ」と云うと、「お前もラマダンしてるの?」と冗談を云われることがありました。
ラマダンはイスラム暦の一年のうちの九番目の月のことです。しかし換喩によって、この月になされる断食のことがしばしば「ラマダン」と呼ばれます。正確には「ラマダンの月の断食」と云わなければならないようです。この月の間、イスラム教徒は日没まで飲み喰い、暴力、性交、喫煙などを控えなければなりません。
しかし私はひとつ疑問を感じました。「入院患者もラマダンの間はお昼を食べないのかな?」 そこで友人に聞いてみたのですが、答えは単純で「病人はラマダンの断食はしない」のだそうです。なぜかと云うに、この断食は自分の信仰の強さを示すためのものだからです。病人の他にも、生理中の女性、妊婦、旅行者、お年寄り、子供などは断食をしなくてもよいのです。ラマダンの断食を他人に強制するということは論理上ありえません。自分は肉体的な欲求の誘惑に打ち勝つことができるということをこのようなしかたで示すのは、信者でなくとも理解できる合理的なことです。
やたらとめだちたがるイスラム原理主義者のせいで、イスラム教はわけのわからない不寛容な宗教だというまちがったイメージをいだくひとがいますが、イスラム教は寛容を旨とする宗教です。ミシェル・ウェルベックが「イスラム教は世界でいちばんばかな宗教だ」と云って裁判沙汰になったことがありますが、これは表現の自由の枠内にとどまるということで無罪になっていました。確かに罪ではないと私は思うし、これが罪だということになったら困るのだけれど、それを別としたら、ウェルベックは慎ちゃんとレベルがいっしょの作家だということを身をもって示した事件でした。
罪じゃないといえば、ロシア国籍の力士に関しても、大麻吸引は罪ではないのだから、それで処分するとか何とか云うのはおかしい。露鵬も白露山も日本社会がもうちょっとまともになる手助けをするために頑張ってほしいものです。必要とあらばプーチンが介入すると云っています(うそ)。テレビを見ていたら「疑わしきは罰せずというのは警察だけの話」という恐ろしい話をしていたひとがいました。思いあがったメディアによる私刑をするのはもういい加減にやめなさい。何様のつもりだよ。松浪くんは「北の湖やめろ」をひたすら繰り返していました。きっと個人的な恨みがあるんでしょう。
私はエールを送ります。がんばれ、露鵬! がんばれ、白露山! がんばれ、北の湖! がんばれ、貴闘力! (あとのふたりはおまけ) やくみつるや内舘牧子に負けずに相撲を近代化するのはきみたちだ!(本当かよ)
とせっかく書いたのに北の湖が辞任したうえに、露鵬も白露山も解雇だ! 北の湖の意気地なし! 相撲協会のひとでなし!
前の記事 八百屋で魚という古い話
次の記事 ロシアの劇作家が云ったこと
ラマダンはイスラム暦の一年のうちの九番目の月のことです。しかし換喩によって、この月になされる断食のことがしばしば「ラマダン」と呼ばれます。正確には「ラマダンの月の断食」と云わなければならないようです。この月の間、イスラム教徒は日没まで飲み喰い、暴力、性交、喫煙などを控えなければなりません。
しかし私はひとつ疑問を感じました。「入院患者もラマダンの間はお昼を食べないのかな?」 そこで友人に聞いてみたのですが、答えは単純で「病人はラマダンの断食はしない」のだそうです。なぜかと云うに、この断食は自分の信仰の強さを示すためのものだからです。病人の他にも、生理中の女性、妊婦、旅行者、お年寄り、子供などは断食をしなくてもよいのです。ラマダンの断食を他人に強制するということは論理上ありえません。自分は肉体的な欲求の誘惑に打ち勝つことができるということをこのようなしかたで示すのは、信者でなくとも理解できる合理的なことです。
やたらとめだちたがるイスラム原理主義者のせいで、イスラム教はわけのわからない不寛容な宗教だというまちがったイメージをいだくひとがいますが、イスラム教は寛容を旨とする宗教です。ミシェル・ウェルベックが「イスラム教は世界でいちばんばかな宗教だ」と云って裁判沙汰になったことがありますが、これは表現の自由の枠内にとどまるということで無罪になっていました。確かに罪ではないと私は思うし、これが罪だということになったら困るのだけれど、それを別としたら、ウェルベックは慎ちゃんとレベルがいっしょの作家だということを身をもって示した事件でした。
罪じゃないといえば、ロシア国籍の力士に関しても、大麻吸引は罪ではないのだから、それで処分するとか何とか云うのはおかしい。露鵬も白露山も日本社会がもうちょっとまともになる手助けをするために頑張ってほしいものです。必要とあらばプーチンが介入すると云っています(うそ)。テレビを見ていたら「疑わしきは罰せずというのは警察だけの話」という恐ろしい話をしていたひとがいました。思いあがったメディアによる私刑をするのはもういい加減にやめなさい。何様のつもりだよ。松浪くんは「北の湖やめろ」をひたすら繰り返していました。きっと個人的な恨みがあるんでしょう。
私はエールを送ります。がんばれ、露鵬! がんばれ、白露山! がんばれ、北の湖! がんばれ、貴闘力! (あとのふたりはおまけ) やくみつるや内舘牧子に負けずに相撲を近代化するのはきみたちだ!(本当かよ)
とせっかく書いたのに北の湖が辞任したうえに、露鵬も白露山も解雇だ! 北の湖の意気地なし! 相撲協会のひとでなし!
前の記事 八百屋で魚という古い話
次の記事 ロシアの劇作家が云ったこと



0 コメント:
コメントを投稿